「草花」タグアーカイブ

キンランとギンラン

   

この季節になると、かつての武蔵野の雑木林の雰囲気を残す公園の中に、キンランとギンランの花が咲く。いずれもラン科キンラン属の多年草で絶滅が危惧されている植物。 すでにカエデやミズキの葉が繁って薄暗くなった森の中で、黄色く明 … 続きを読む キンランとギンラン

ニリンソウとイチリンソウ

   

東京地方では、早春に咲くキンポウゲ科イチリンソウ属の掉尾を飾るように、ニリンソウとイチリンソウが咲いている。ソメイヨシノの開花と同じころにニリンソウが咲きはじめ、イチリンソウはだいたい1週間遅れた頃に咲きはじめた。これら … 続きを読む ニリンソウとイチリンソウ

フデリンドウの花

   

フデリンドウはリンドウ(竜胆)の仲間の小さい花で、桜の咲くころに他の草や枯葉の中に埋もれるようにして花を咲かせる。東京都では絶滅危惧Ⅱ類 ということで、「絶滅の危険が増大している」花ということです。 写真で見ると大きさが … 続きを読む フデリンドウの花

キクザキイチゲとミスミソウ

   

今年はキンポウゲ科イチリンソウ属のSpring ephemeralと呼ばれる花をいろいろと見ることができた。ソメイヨシノが始まると、こういった花はだいたい終了してしまう。あとはニリンソウとイチリンソウくらいか。掲載した順 … 続きを読む キクザキイチゲとミスミソウ

カタクリの花

   

カタクリ(Erythronium japonicum)は、ユリ科カタクリ属のうち、唯一日本国内に自生している花で、東京地方の植物園や公園で見ることができるのは、ちょうど桜と重なるように、3月の半ば過ぎから4月の初めまでの … 続きを読む カタクリの花

シロバナタンポポ

   

白いタンポポ、シロバナタンポポが咲いていた。春の早い時季(だいたい、ソメイヨシノの開花前後)ならば、東京の公園や道端でポツンと咲いているのを見ることができる。 シロバナタンポポは日本在来種ということだが、カントウタンポポ … 続きを読む シロバナタンポポ

ホトケノザとヒメオドリコソウ

   

春になってまず目につくのが、公園にも駐車場にも庭の隅にも咲く、いわゆる雑草と呼ばれる草花で、その中でも代表的なのがホトケノザ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、ハコベ、タンポポといったところだろう。名前があるのに雑草と … 続きを読む ホトケノザとヒメオドリコソウ

アズマイチゲいろいろ

   

先日もアズマイチゲの花を載せたのだけど、その後も撮影する機会があったので改めて。 なお、画像をクリックすると若干大きく表示されます。ブラウザウィンドウの大きさに応じて、表示される大きさも変わります。 先日載せたのと同じ株 … 続きを読む アズマイチゲいろいろ