4月のはじめに越冬明けのコガタルリハムシを見て、その姿や交尾の様子をブログにも載せたのだけど、その後も同じような場所を繰り返し訪ねていたので、4月に産み付けられた卵から孵った幼虫や、さっそく羽化してきた成虫の姿を見ることができた。
4月の下旬には既に大きくなっていた幼虫が、おそらくスイバの葉を食い荒らしていた。これはまだ密集度が低いくらいで、もっとみっしり付いている草もあった。あまり近寄らず様子が分かる程度に撮影。
土に潜る前の成虫はいつごろでてくるのかな、とか思っていたらゴールデンウィーク明けには既に羽化しており、ガリガリと貪り食っていた。産卵から一か月ほどで次世代の成虫が登場するということなのだろう。
1頭だけアップで撮影。新成虫は葉っぱを食べ飽きると? すぐに土に潜ってしまうらしい。そして、来年の3月半ば頃までそのまま休眠するということだから、地上での気温が15~23℃程度の、ヒトにとっても過ごしやすい季節だけ顔を見せてくれるという、ちょっと不思議なムシ。