クロハネシロヒゲナガよりは2週間ほど早く出てくるミドリヒゲナガ。今年はあまり見つけることができなかった。
今年最初に見ることができたのは、♀の個体だった。しょうしょう薄暗い林の中で、ユラユラ飛んでいるのを見つけて、MZD40-150PRO + MC-14の210mm端で電子シャッターで撮影。ミドリというよりキンといった方がふさわしい、メタリックな外観。
こちらは去年と同じ場所にいた♂の個体で、アオキの葉の上にとまっていた。クロハネシロヒゲナガが明るい草原によくいるのに対して、ミドリヒゲナガは陽光が直接は差し込まないような、明るい林床部によくいるような感じ。さながら森の妖精といったところか。
最近よく使っているMZD14-150IIの150mm端を使って電子シャッターで撮影。
この♀を見た日は、クロハネシロヒゲナガも見ることができたのだけど、東京ではミドリヒゲナガの季節が終わるとクロハネがでてくる印象。撮影しやすいように草を指でつまで写したのだけど、手の震えによる被写体ブレがでてしまわないよう気を遣う。
草を捻って横を向いてもらう。♂のヒゲの長さはクロハネとあまり変わらないように思うのだけど、♀のヒゲはミドリヒゲナガの方が若干長いような気がする。測ったわけではないのですが。
また、クロハネの頭部は雌雄ともにオレンジ色っぽいのだけど、ミドリヒゲナガの♂の頭部には黒い毛が生えており、♀は橙色または黄褐色に見える。