東京地方の池や小川のある公園では、いまちょうどツリフネソウが見ごろになっている。ツリフネソウによく似たキツリフネはこちら。まだキツリフネも咲いているが、7月頃の勢いはない。毎年ツリフネソウの時季になると、ホシホウジャクが花を飛び回る。
ホシホウジャクはスズメガの仲間でオオスカシバのように空中にホバリングしながら吸蜜する。ただ、翅は透けていないので、横から見ていると黄色がよく目立つ。
飛んでいるときは派手に見えるのだけど、とまっているときはご覧のとおり地味な外観。ホバリングのときに目立つ黄色は後ろ翅にある帯なので、こうしてとまっているときは見えないから、ちょっと別の種類じゃないのとか思ってしまう。
ツリフネソウに接近して吸蜜し、すぐに離れていくところをOM-D E-M1にMZD40-150PRO + MC-14を着けて、連写してみた。設定はC-AFで連写H、210mm端。シャッター速度は1/1000秒なので、翅は止まらない。
すぐに離れて口吻を抜いてしまう。だいたいの場合、一つの花に執着せずにどんどん飛び移ってしまうので、連写のきっかけとする合焦を待ってるうちにいなくなってしまうことが多い。
口吻を丸めながら離れていく。AFはホウジャクに追随していないが、いい方向に移動してくれたので大きくは外れなかった。
こういう連写をよくする日は、帰宅後にファイルを消す作業に時間がかかる。PCのハードディスクやバックアップ先の容量を考えると、外れたファイルはなるべく消しておかないと、すぐにパンクしてしまうから。