4月のカワセミ

4月になって、川や池といった水の周りをうろついていると、しばしばカワセミと遭遇するようになった。繁殖期に入って、早いものではすでに♀が卵を抱えているツガイもいるんじゃなかろうか。

カワセミカワセミ

この2枚を写した日は、たぶんカワセミがいるだろうなとか思って歩いていたら、すぐに鳴き声が聞こえた。昆虫を探しながらだったので、OM-D E-M5IIのレンズをマクロレンズからMZD75-300IIに着け替えて撮影。近い枝にとまってくれたので、わりと大きく写すことができた。

ちょっと前に、オリンパスの新製品であるMZD300mm F4 PROというレンズを少し触る機会があって、その記憶も新しかったせいか、75-300IIの300mm端でのファインダー像の揺れや、開放時の明るさの差によるのかEVFでのピントの見え方にも違いを感じた。まあ、天気の良い日に、ある程度の距離から鳥を写す分には、75-300IIも悪くないと思っているのだけど、サンヨンPROはちょっと衝撃的な性能。残念ながら、衝動的にポチる勇気はなし。

カワセミ桜の枯れ枝にとまっていたメス。この個体と、上の2枚のオスがツガイになったんじゃないかな、と推測しているが、エサを渡すシーンを見ていないので、何とも言えない。

カワセミ

せまい川に沿って、草や花を見ながら歩いていると、カワセミがピーピーいいながら飛んできて枝にとまった。飛んでいる蝶を撮りたくてE-M1にMZD40-150PRO + MC-14を持っていたのでそのまま撮影したが、210mmではやはり短い。
どっちに飛んでいくのかなと思って見ていると、下流側からもう一羽がやってきて上流方向に飛び去っていき、この個体も後をついて行った。その前に鳴き交わす声を聞こえていたから、ツガイだったのかもしれない。

カワセミエサを採って運んでいたオスが一休み中だった模様。人も多い場所で、けっこうそばを人が通っても、あまり気にしていない様子だった。この時季、人間を気にしている場合じゃないのかもしれないが。

カワセミの写真など