今年の後半は電子工作に時間が取られてばかりで、あまり外にでて写真をとる機会が少なかった。とはいえ、ブログに載せた電子工作記事のデバイスや基板なんかは、たいていOM-Dにマクロレンズを着けて写しているので、カメラを使う機会は減らなかったのだけど。
12月のはじめに写した紅葉の写真を何枚か。
![](https://okiraku-camera.tokyo/blog/wp-content/uploads/2018/12/a8ebcbd18a219fcf56d107275ae5dfb2-552x414.jpg)
![](https://okiraku-camera.tokyo/blog/wp-content/uploads/2018/12/6c11b9f970567ac7d64eb5cc6a606916-414x552.jpg)
![](https://okiraku-camera.tokyo/blog/wp-content/uploads/2018/12/ea6634210a3872cc69933d85df21121a-414x552.jpg)
ここまでの3枚は、広いエリアを切り取りたかったのでLAOWA7.5mmを使い、OM-DのHDR連写(2.0EV、0EV、-2.0EVの3コマ)で撮影したものを、Luminance HDRというプログラムを使ってHDR合成した。
合成時には、ふつうの写真っぽく仕上がるDragoというトーンマッピングを使った。OM-D自体もHDR合成してくれる機能があるのだけど、カメラ内合成を使っている人は、あまりいないんじゃなかろうか。
連写合成なので手ブレがあると台無しなのだが、もともとOM-Dには強力な手ブレ補正機能があるし、LAOWA7.5mmはとても軽いから、そういう心配はあまりない。もっとも晴天だったので、+2.0EV時でも1/80秒程度では切れている。
![](https://okiraku-camera.tokyo/blog/wp-content/uploads/2018/12/2959dd719406e203218b6a4eadd52196-414x552.jpg)
HDR合成した3枚目の、0EV時(標準露出時)のRAW画像をふつうに処理するとこんな具合になる。HDR処理時にもほとんどガンマ補正をかけていないので、見た目の明るさは変わらないのだけど、暗いところを潰さずに背景となっている空だけ青くなってほしくてHDR処理したようなもの。
![紅葉, 2018年12月上旬,東京都](https://okiraku-camera.tokyo/blog/wp-content/uploads/2018/12/78c31f8c6cea96228b2cff41127ba9b8-552x414.jpg)
太陽に向けてシャッターを切っている。なかなか目で見たような色にはなりませんね。
![](https://okiraku-camera.tokyo/blog/wp-content/uploads/2018/12/e63b34b07c3c54633dbbb41b8ff5222c-552x414.jpg)
今年は台風の強い風にさらされて葉が擦れてしまったせいか、特に南側がオープンな土地に生えているカエデは葉が傷んでしまって、がっかりなモミジが多かった。これは玉川上水のモミジなのだけど、上水の土手や隣接する家屋の陰になっていたためか、割とちゃんとした葉が残っていた。
![](https://okiraku-camera.tokyo/blog/wp-content/uploads/2018/12/dd41342df6d8d10980fe6080186bbdf8-552x414.jpg)
冬枯れの季節ももうすぐという風情。
去年も似たような写真をとってブログにあげていた。去年HDR合成したものはちょっと派手め、明るめ過ぎるかな。