ここのところ毎年、秋から春にかけて都内の小川でシマアジ君が冬を過ごしているようだ。
wikipediaによると、
ユーラシア大陸北部から中部で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸、東南アジア、インド、パプアニューギニアなどへ南下し越冬する。日本では渡りの途中に飛来し(旅鳥)、北海道で少数が繁殖し八重山列島で少数が越冬する
ということだが、なぜかこの数年は東京で冬を越してくれる、ありがたい個体がいるようだ。渡り鳥なので、数羽の群れでやってきそうなものなのだけど、よく目にするのは♂が一羽だけ。
目の上の白い縞や、垂れ下がった肩羽が特徴的。川岸の枯れ草にひっそりと身を潜めていることが多いのだけど、カルガモにつつかれたりして流れの中に出てくることがあるので、対岸から撮影できた。
こちらは春に写したもので、顔や頭が赤紫がかった色に染まってきれいだった。
この日は数羽のコガモと一緒にいた。大きさもだいたい同じくらいなので、はじめて見たとき(まだ地味な色のとき)は、コガモと勘違いしてまったが、ここまで色が変わるとはっきり区別できる。
川底の水草かコケを食べているところ。
ここ数年の暑さで真夏にはほとんど鳥を見に出てないのだけど、ほんとは渡ってきたんじゃなくて、どこかに隠れていたんじゃないの?とか思ってしまう。でもシマアジ君もこのところの暑さには耐えられないだろうから、涼しいところで繁殖行動して、東京にのんびりしに来てるんだろうなとは思うのだけど。