少し日が長くなってきたので、午後6時過ぎから近所の暗い道をブラブラする。ちょっと大き目のFL-600Rというフラッシュを装着したE-M1を首からぶら下げているので、結構怪しい人に見えるかもしれない。
玉川上水沿いでは、あちらこちらでフユシャクのメスがうろうろしていたり、オスがヒラヒラ飛んでいたり、交尾していたりだった。春が近づくにつれてフユシャクも慌ただしくしているのかも。
交尾している3ペア。上の2枚は、すでにオスがメスに引きずられていた。3枚目はまだ落ち着いているところ。
ウスバフユシャクだろうと思うのだけど、3枚目の写真のように上から翅の模様がはっきり見えないと、はっきりとは分からない。
こうした写真を帰宅後に大型のディスプレイで拡大してみてみると、昆虫というのは美しいものであると改めて感じた。
この2枚は、おそらく羽化したばかりの、オスのクロテンフユシャクだろうと思うのだけど、やはりはっきりとは分からない。夜になって羽化したオスは、その夜のうちにメスと交尾するために飛び立つのか、あるいは、朝まで静かに翅を伸ばして、翌夕に飛ぶのか。朝まで見ていれば分かるのだろうけれど。
ヒロバフユエダシャクと思われる個体。午前中に撮影したもので、柵の柱に顔をうずめて寝ているのか、何かしまりがない。
こちらは、昼間とはだいぶ様子が違って気合の入った様子。背景の枝葉が近いので明るく写っているが、18時過ぎである。上の写真とは10mほど場所が違っていて、同じ個体かどうかは不明。
クヌギとサクラがどちらも生えているあたりにいた。このあたりでオスもたまに見るので、早速の出現を期待したのだけど空振り。
こちらはシロフフユエダシャク(と思われる)。
いずれかのフユエダシャクが交尾するところを見たかったのだけど、あちこちでフユシャクの交尾やメスがうろうろする様子を見て回っているうちに、これらを見失ってしまった。鉄柵から落ちて枯葉に紛れたのだろうと思うが、今一つ納得がいかないのでした。