神代植物園の早春の草花

地元でフユシャク探しをしてから、神代植物公園を訪れた。ただ強風のために早々に退散してしまった。見ごろなのは、ウメやマンサクの他、ニオイカントウ、クリスマスローズ、フクジュソウといったところだろうか。
ニオイカントウ

ニオイカントウ

ニオイカントウは続々と花芽を持ち上げて開花している。なんとなくいい香りが漂っているのだけど、風が強くてちょっと。
いつものマクロレンズ(MZD60mm F2.8)で花を大きく撮ろうと思うと通路に這いつくばることになるので、きょうはMZD40-150PRO + MC-14の210mm端を使って撮影。花粉がこぼれだしていた。匂いに誘われて出てくる虫はいないかな、と思ったが姿を見ず。

クリスマスローズ

クリスマスローズ自宅のクリスマスローズはだいたい3月に入ってから花を着けるのだけど、植物園では早咲きの品種も植わっている。まだぼちぼちといったところだったが。葉の陰で下向きに花が開くので、咲いているとしてもなかなか目につかない。堂々と花壇に踏み込んでいる人もいたが、こちらは適当にズームして外から撮影した。

フクジュソウフクジュソウも開花を続けていた。きょうは風が強いせいか、寒いせいか、午前中のせいか、しっかり開いている花が少なく、太陽の熱に誘われた虫を一匹見たのみだった。もうちょっと模様のあるアブはまだ出てきていない。

ナギイカダこれはナギイカダという植物なのだけど、実が徐々に赤くなってきていた。トゲトゲがいかにも痛そうだが、このトゲトゲになっている部分は葉ではなく、茎が変形したものであるという。葉の真ん中に実がなる、つまり、花が着くってのも確かに妙なので、茎だと言われればそうなのかも、と思う。
実は、これから花が咲くんだろうと思って、冬になって訪れるたびに見ている植物なのだけど、気が付いたら実が生っていた。花は冬の始まりころに咲いたのかな。これからも気を付けていないと、また花を見過ごすことになってしまう。

ジョウビタキ植物園の芝生広場の周辺をナワバリにしているジョウビタキの♀。きょうも見回り中だった。