MZD30mmマクロで近所の虫 (その3)

また、近所で最近写したムシなど。冬になったのでカメムシと蛾ばかりになってしまう。すべてOM-D E-M5IIにMZD30mmマクロを着けて、手持ちで撮影。

マルカメムシ
マルカメムシ,2016年11月下旬,東京都

体長3,4mmの小さなマルカメムシがお見合いしていた。RCモードでフラッシュ使用。

ビジョオニグモ,2016年11月下旬,東京都
ビジョオニグモ,2016年11月下旬,東京都

クモはムシではないのだけれど。自然光で。あまり寄ると頭や脚が完全にぼけてしまうので、ほどほどのものを。

アオクサカメムシ
アオクサカメムシ,2016年11月下旬,東京都

冬になるとよく見かける。曇りの日の自然光で1/25秒。

ツヤアオカメムシ
ツヤアオカメムシ,2016年11月下旬,東京都

アオクサカメムシと似ているが、全体にツヤがあり、胸背に白い点が3つ並んでいない。やはり寒くなるとよく出くわす。曇天の自然光で1/20秒。フラッシュを使わないときは電子シャッターばかり使うようになった。

ウシカメムシ
ウシカメムシ,2016年11月下旬,東京都
ウシカメムシ
ウシカメムシ,2016年11月下旬,東京都
ウシカメムシ
ウシカメムシ,2016年11月下旬,東京都

ウシカメムシを3枚。いずれも曇天下の自然光で1/20秒で撮影。ISOは320~500。こういう条件下では絞りを開け気味(5.6~6.3)にせざるを得ないと思う。

ヤマトクサカゲロウ
ヤマトクサカゲロウ,2016年11月下旬,東京都

ヤマトクサカゲロウと書いたが、別の種かもしれない。左手に持ったRCモードのフラッシュを上の方からあててみた。越冬前に活発に活動中と思われます。

カシワキボシキリガ
カシワキボシキリガ,2016年11月下旬,東京都

RCモードでフラッシュ使用。この蛾も初冬の定番と思うのだけど、ふつうにフラッシュを使うと鱗粉の反射で翅の斑紋が消えてしまってうまくない。左手にもつフラッシュの角度を変えながら何枚か撮影した中でマシなのもの。左手にフラッシュ、右手にカメラという姿勢で、深度合成を目的としてフォーカスブラケットを使うのは自分には無理です。

ヘラクヌギカメムシ
ヘラクヌギカメムシ,2016年11月下旬,東京都

産卵中のヘラクヌギカメムシ(あるいはクヌギカメムシ)。RCモードでフラッシュ使用。樹皮の隙間から産み付けられたばかりの卵が見えている。卵を大きく撮ろうとしたのだけど、フラッシュ光をうまくあてられず。

クロスジフユエダシャク
クロスジフユエダシャク,2016年11月下旬,東京都

ようやくでてきたクロスジフユエダシャクの♂。去年より1週間遅れくらいか。ヒラヒラヒラと飛ぶ姿をしばらく見ていたが、♀には遭遇できず。RCフラッシュ使用。

キノカワガ
キノカワガ,2016年11月下旬,東京都

ブロック塀ではなく樹皮にとまっていたら、たぶん見逃してしまうキノカワガ。RCフラッシュ使用。こういうところにとまっていると、肩や肘を塀に当てて姿勢を固定できるから撮りやすい。焦点距離が短いことが功を奏する感じ。60mmマクロを使っていたら、たっふもっと離れる必要があっただろう。

ニトベエダシャク
ニトベエダシャク,2016年11月下旬,東京都

やはり冬になると姿を見せてくれるニトベエダシャク。すこし赤味が強くなっているが自然光で撮影。塀にベタっととまっていたので、立ち姿勢で撮影したが、ちょっとブレてしまったような。

紅葉
紅葉,2016年11月下旬,東京都
紅葉
紅葉黄葉,2016年11月下旬,東京都
紅葉
紅葉,2016年11月下旬,東京都

最後に季節がら、紅葉、黄葉など。30mmレンズ(35mm版換算で60mm)だとレンズ交換しなくてもこういう画角で写せるのが便利でもある。今までは、ムシを撮りましょうというときにはE-M1に40-150PRO + MC-14 (換算112-420mm)、E-M5IIに60mmマクロ(換算120mm)を着けていることが多かったので、レンズ交換しないと標準レンズ程度の画角が得られなかった。また、朝の通勤時もレンズがコンパクトになった分持ち出す気楽さが増した。

この冬は深度合成を目的としたフォーカスブラケット撮影を手持ちでトライしたいので、とりあえず必要なLED照明を作っているところ。