ロウバイが開花

東京ではロウバイが咲き始めた。香りが強く、花びらが蝋細工のような質感。
ロウバイ 90mm朝早い時間ならば他に人もいないので、久しぶりにFマウント用のTAMRON SP 90mm Di (272EN)をE-M1に着けて使ってみた。絞りはすべて開放(f/2.8)を使った。NDフィルターも使わなかったので、シャッター速度はたまに1/8000秒になってしまう。
ロウバイ 90mmいつものように三脚を持っていかなかったので、ピント合わせからシャッターボタンを押し下げるまで、呼吸を止めている時間が長くなり、息が苦しくなった。

ロウバイ 90mmこの写真のように花弁の中央部が赤いのがロウバイで、他の写真はソシンロウバイ。
TAMRONには、このレンズのM43マウント版を専用設計で是非出して欲しい。60mmと90mmならば確実にすみ分けられるだろう。

ロウバイ 60mmここからの3枚は、疲れたのでMZD60mm F2.8に交換して撮影。焦点距離が2/3になり被写界深度が深くなる分、ピント合わせも含めてかなり楽になる。背景になった花や蕾のボケ方が変わってくるのだが。
iFinishという仕上げにしたので、空の色が紫がかっているが、これはこれでいいのかもしれない。

ロウバイ 60mm

ロウバイ 60mm
東京でのロウバイは1月の初めから20日ころあたりまでが見ごろだと思う。それ以降も花は咲いているが、土埃や砂が付着していて、アップで撮る気が失せてしまうことが多いが、枝一面に黄色い花が付いている光景もいい。その頃になると、ウメの花が始まっていて、ロウバイはついでになってしまうのだけど。