ヤマユリの花

7月になって、都内の公園やすこし田舎の道端なんかで見かけるようになったヤマユリの花。

ヤマユリ
ヤマユリ,2016年7月中旬,東京都

ちゃんと観察していないのでアヤフヤではあるが、たぶん掲載順に開花してからの日数が経過していると思う。オシベの先の花粉のつまった葯(やく)の大きさや形状から判断したが、花びらにある赤い斑点の色や密度、黄色い線の太さなどは、株によってさまざまで判断の基準にはならないように思う。

ヤマユリ
ヤマユリ,2016年7月中旬,東京都

だいたいのヤマユリは、花の大きさの割に茎が細いようで、花が垂れ下がったり倒れたりしてしまってることが多い。そのため植物公園なんかでは支柱に縛ってあることが多い。できれば支柱が入らないように撮影したいのだけど、まあしょうがない。

ヤマユリ
ヤマユリ,2016年7月中旬,東京都

ヤマユリをおうちの庭に植えてみたい気はするが、なかなか難しいらしい。球根や鱗片を植えてから花を見るのに5年かかったり、なかなか花を咲かせられないとか? テッポウユリなんかだと、10年以上前に植えた球根から毎年自動的に茎が伸びで花がつくのだけど。

いずれもE-M1にMZD40-150PRO + MC-14を使って撮影しているが、昆虫や野鳥を撮るときにはほとんど望遠端なので単焦点でもいいかなと思うのだけれど、ヤマユリなんて大きな花を近くから撮れるときには、やはりズームレンズが都合がよい。今回の3枚のEXIF情報を見ると、上から120mm、102mm、210mmだった。いずれもあまり天気のよい日ではなかったのだけど、静音モード(電子シャッター)を使ってISO200を維持し、結果としてシャッター速度が1/20、1/30、1/50という低速になった。腰を下ろして膝をついた構え(膝射姿勢?)をとると、手持ちでも案外頑張れるようです。