ちょっとブログの更新をさぼってしまった。6月の上旬~中旬に都内の公園で見たミドリシジミを何枚か。
今年のミドリシジミは、だいたい5月の末から7月の最初のころまで、およそ1カ月にわたって見ることができた。その中から、6月の上旬に足元に下りてきてくれたミドリシジミの♂が翅を開いたいくところ。
緑色に輝く翅表が見えてくると、その美しさに興奮してしまう。目の前に下りてきたとしても、いつも翅を開いてくれるわけではないので、連写ではなくて単写で1枚ずつ撮影した。
まさに初夏の宝石といったところ。
こちらは♀が同様に翅を開いていくところを連続的に撮影したもの。開く前に見える、翅裏の模様や翅の形から雌雄を識別する方法もあるのかもしれないが、あまり詳しくは分からない。何度かミドリシジミに遭遇するようになると、贅沢にも♂であってくれとか思ってしまう。
♀の翅表はごらんのとおりの地味な色なのだけど、わずかに緑色の鱗粉をもつものや、ウラギンシジミのような形状のわずかな斑紋のあるもの、何の模様もないものなどがいた。もっとも、わずかな鱗粉が落ちてしまえば模様無しになってしまうわけだけど。
6月中旬にミズキの葉にとまってチョロチョロしていた♀を動画に収めていたら、翅を開いてくれので、そのままYoutubeに載せた。HD 1080Pにして見てください。
E-M1にMZD40-150PRO + MC-14を着けて、210mm端で静止画のときと同じ構えで撮影するのだけど、どうしても呼吸音が録音されてしまって情けない。それと、カメラ任せのピントがバシッと決まってくれるといいんだけど、と、いつも思う。
ハンノキの下に蔓延り始めたミゾソバの葉に、ミドリシジミの翅が落ちていた。来年もでてきてくれると嬉しい。