ヒカゲチョウとクロヒカゲ

去年の5月頃は、ヒカゲチョウのサナギをいくつか見つけて羽化したばかりのところを撮影したりしていた。残念ながら、今年はサナギを見つけられず、成虫を目にしたのも20日間ほど早かった。

ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウ,2016年5月上旬,東京都

オオミズアオを探しているときに見かけたヒカゲチョウの成虫。5月のはじめのころから出てきているとは思わなかったので、ちょっとびっくりして撮影。

ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウ,2016年5月上旬,東京都

まだ新鮮そうな個体で赤味があり、目の前で翅を開いてくれた。ただ、スカッと全開はしてくれない。

クロヒカゲ
クロヒカゲ,2016年6月上旬,東京都

こちらはヒカゲチョウによく似ているクロヒカゲ。おそらく♀の個体。林縁部の暗いところをちょろちょろ飛んでいた。飛び方からジャノメチョウの仲間だろうとは思ったのだけど、赤いヒカゲチョウもいるのかなと思って撮影。撮影後によく見てみると、クロヒカゲだった。

ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウ,2015年9月上旬,東京都

横から見たヒカゲチョウを比較用に載せた。ヒカゲチョウもクロヒカゲも、後翅(写真では下側の翅)の上部にある大きな目玉模様の横を太い線が走っているが、クロヒカゲではその線が目玉模様に沿って大きく曲がり込み、鋭く「く」の字状にカーブしているのが大きな特徴。いずれにしろ地味な蝶です。