久しぶりにブラブラしていたら、きれいな幼虫がいたので撮影。調べてみたところ、ヒメシロモンドクガの終齢幼虫と分かった。

エビが腕を伸ばしているような姿に見えた。よく見ると、腕やシッポ、左右に伸びた脚？は黒くて長い毛だった。この姿は何かを擬しているのかな？

横から見てみると、背中の白いコブのような部分も4つの毛束で構成されている。ブラシのようなので手触りを試してみたい気もしたが、こういう毛虫には触れないのが吉である。

もうちょっと近くから撮影。だんだんと背を丸めはじめていて、何かの姿に似ているような気もするんだが…。

この解像度では、拡大表示しても微妙かもしれないが、前に伸びている黒い毛や、脇にでている白い毛の一つ一つから、更に細かい毛が枝毛のようにでている。その部分を撮影時の画像から切り出してみた。

等倍で切り出したもの。クリックするといくらか大きく表示されます。たとえばこの毛に触ると、微小な枝毛が皮膚に残ったりしてなんとなくチクチクするんじゃなかろうか。毒はないことになっているが、炎症くらいは起こしそうである。触らないのが吉。

参考用に昨年の6月下旬に見た成虫（♂）。クヌギ林にいた。成虫は、特に特徴もない平凡な（？）蛾なんです。