5月の中旬にハスのある池を見に行ったところ、クロイトトンボが産卵中だったので、OM-D E-M1 + MZD40-150PRO + MC-14を使って撮影。
クロイトトンボがハスの葉の裏に卵を産み付けていた。
トンボの産卵にはいくつかの形態があって、こんな具合に♂と♀が連結したまま飛行(タンデム飛行)して産卵するものや、♀が産卵するとき♂が直ぐ側で用心深く見守っているものなど。また、このクロイトトンボのように植物に卵を産み付けるものもいれば、水面を連続的に叩くようにしながら卵を落としていくものなど、種によってさまざまなやり方があるようだ。♂が♀を離さなかったり近くで見張っているのは、自分の遺伝子を残すためだろう。
夏から秋にかけての水辺には、たいていトンボがいるので、機会があれば動画をとっておきたいところ。
こちらもハスの葉の裏側に。
5,6組のペアがハスの葉の上や周りを飛んだり産卵したりしていたのだけど、なかなか飛んでる様子をうまく写せない。結果として、連写した画像ファイルをほとんど削除することになった日などは、別のカメラならうまく撮れたんじゃないのかなとか、誤った妄想に囚われそうになる。
本家ロータス効果?によってできた水玉の上にとまっていた。この後♀が胴を折り曲げて産卵。
ペアになっていなかったものの、少し近くにとまってくれた♀。トンボは小さいので望遠端210mmではなくて300mmとか420mmとか欲しくなるところ。
クロイトトンボではないのだけれど、NHKが教育用に配信している動画(NHK for School)の中に、オオイトトンボの交尾や産卵の様子を捉えた動画 イトトンボ 水中の産卵 があった。なかなか興味深い。できれば高解像度版も公開して欲しいところです。