羽化して間もないアゲハチョウを2種。
ヒゲナガガを探しながら歩いていたら、ナミアゲハが翅を延ばしていた。E-M5IIにつけたMZD12-40PROの12mm端で撮影。このレンズはホントに寄れるレンズで、ムシと一緒に空や風景を入れたいときに重宝する。
MZD7-14PROもそういうつもりで入手したのだけれど、ファインダーの端近くにAFエリアを置いてみると、どこにもピントが合ってなかったり、当たり前だが歪曲が大きかったりで、考えていた用途には適さなかったから手放してしまった。
大きくしてみると、脚一本でカラスノエンドウにぶら下がっていた。草がかぶってしまったけど、まあ春の野原ということです。
こちらはE-M1に着けたMZD40-150PRO + MC-14の210mm端で撮影。とまっている蝶なんかを見つけると、まずは長いレンズで撮影して、その後少しずつ近寄りながらマクロレンズにしたり広角レンズを使ったりということが多い。もっとも、きわめて近くでガチャガチャとレンズ交換するわけにもいかないので、近寄ってどうするかは予め決めておく。
やはり翅を伸長中のキアゲハ。春のアゲハは夏にでてくるものより黒い部分が少なくて、なおかつ全体として小さい。
同じ個体を裏側から撮影。擦れが一つなく、とてもきれい。なかなか裏側からじっくり見れないのだけど、微妙で複雑な色あいの紋が美しい。
キアゲハの方もMZD12-40PROを使っていて、こちらは40mm端で。同じ性能で10-50mmのズームレンズがでてきたら、とても欲しくなるかもしれない。