東京中央郵便局のあるKITTEの6階にある展望台に上がると、東京駅のレンガの駅舎がよく見える。三脚に黒い弁当箱のようなカメラを載せた年寄の団体に占領されていることもあるが、この日は寒いこともあってさほど人もいなかった。
E-M10にMZD12mm/F2.0を着けて撮影。絞りを2.8にして、手すりに押し付けながら0.8秒間ほど露光。背景のビルが思いのほかぼけてしまった。f/4にすると、1.6秒になってしまうが、そうすべきだったなーと思う。また、12mmでは画角が狭いな、とも感じてしまう。
丸の内側の駅前は、工事用の白いフェンスで囲って何やら工事中のようである。排気塔の切り下げ(「東京駅丸の内駅舎前 換気塔(2 基)切下げについて 」)はもう終わっているように見えるのだけど。
こちらは2013年の9月に撮影したもの。E-PM2にMZD9-18mmを着け、9mm端で撮影。この画角になると、左端に新丸ビルも写りこんでくる。
東京駅のドームの上の青い灯りは、月の満ち欠けや時間の経過に応じて光の射し方が変わっていくらしいのだけど、あまりじっくり見たことがない。
そういえば、こちらの写真には円筒形の排気塔が写っている。これは邪魔でした。
やはり2013年の9月にE-PM2にSAMYANG 7.5mm Fisheyeを着けて撮影したもの。
駅前全体が写っており、新丸ビルにならんで丸ビルも入ってくるが、大きく歪んでいるしKITTE自体の外壁も写ってくる。
こうやって画角を比べてくると、9mmの単焦点(明るさはF2くらい)が欲しいなーと思う。
最後に、KITTEの展望台のベンチにカメラを置いて、HDR(HDR2)撮影したもの。「絵画のようなアート性の強い」画像が得られるというお題目だが、ソフトタッチな夜景になった。
丸の内周辺の夜景など