キタテハはよく目にする蝶の一つなので、このブログにもしばしば登場している。今回は10月になってすっかり秋色になったもの。
10月の第一週に見たきれいなオレンジ色の個体。♂なのか♀なのかは分からない。この日は朝早くから河原をうろうろしていたところ、いたるところにキタテハがとまっていた。色鮮やかなのですぐに目についてしまう。
1枚目と同日。翅裏も色が濃くなって、LなのかCなのか不明な紋様もクッキリしているし、前翅先端部分の突起(切れ込みか?)も鋭角化している。
10月に羽化した蝶が、このまま冬を越して来春まで生き延び、繁殖するのだろう。これもやはり同時に見た個体。フジバカマで吸蜜していた。こちらは同じような場所で7月に見たもので、この色ならば「黄」タテハという名前も納得できる。春から夏に羽化する、夏型と呼ばれるタイプでは色も黄色いし、前翅先端の突起(切れ込み)もさほど鋭くない。
休みの日に工作したりプログラミングなんぞをやっていると、あっと言う間に寒くなって、蝶を見る機会も激減してしまうなーとか感じてしまう。ただ、蛾はよく目に付くようになってきた。あとひと月もすると、もうフユシャクシーズンになりますね。