ミゾソバの花にもいくつか種類があるようで、前に載せた、いわゆるミゾソバとは違う種類に見えるミゾソバの花。
花弁に見えるガクの先端が尖っており、ピンク色の加減も違っている。調べてみると、ヒカゲミゾソバと書かれている花によく似ている。前に載せたものが遮るもののないオープンな湿地に生えていたのに対して、こちらは林縁部の日陰になった湿地で見たもの。なので、フラッシュを使っている。
ガクは薄く、花自体は7mm弱だった。写真には写っていないが、葉の形状はおおむね同じで若干細身だった。
シロスジベッコウハナアブがきて、花粉をあさっていた。このアブは体長が20mm弱と大型。とまる位置によって花が大きく傾いでしまう。
しょうしょう離れた位置だったので、210mm端で自然光で撮影したが、ISO値が上がるとノイズが増えてしまうし、暗い部分のディテールが失われてしまうしでつらいものがある。とはいえ、高感度に超強いカメラとそのレンズ一式に取り換える気はしないから、うまくやる方法を考えるしかない。マクロレンズで絞りを開放(f/2.8)にしてふんわりムードにしてみた。花びら(実はガク)の質感や透明感がもうちょっと出てくれると良かったんですが。