2015年は9/27が中秋の名月(旧暦の8月15日)、9/28が満月で地球に最接近するスーパームーンということで、自宅から月を写してみた。ただ大きく撮るだけでは、あまり面白みもないのだけれど、今回はOLYMPUS AIR A01も使ってみた。
2つの月を比べてみると、中秋の名月の方は左端(月の東)がわずかに欠けているのが分かる。太陽、月、地球の位置関係から、ほんとの満月になる瞬間は日本時間では28日のお昼頃(アメリカなんかでは月食になった)だったので、27日夜の月よりも、28日夜の月の方がより満月に近い月になった、ということです。
中秋の名月は、OM-D E-M5IIにマウントアダプタを介して装着したReflex-NIKKOR Cで、スーパームーンの方は同じレンズをAIR A01に着けた。AIR A01を制御するAndroidスマホでは、CAMERA KIT SDKのサンプルであるImageCaptureSample に手を入れたアプリを使い、14倍に拡大表示してピントを合わせた。その際、コントラスト、シャープネスを共に+2にした方が、より見やすかった。
OM-Dの方も手ブレ補正を切って、ライブビュー画面を拡大表示してピントを合わせたが、出来上がりの2つを見比べると、AIR A01の方が成績がいいかもしれない。時刻や天候条件の要素が大きいのだけど、スマホの画面ならば見やすい位置に場所を変えられる。
いずれも、RAWファイルを書かせてOlympus Viewer 3でもって明るさなどを調整し、アンシャープマスクを掛けたもの。
AIR A01にマウントアダプタを介してReflex NIKKOR Cを着けたところ。とてもすっきりとまとまる。レンズ自体も軽いので、安易な三脚でもユラユラせず安定してくれる。
上から(実際には横倒しで)見たところ。マウントアダプタの長さがカメラ本体の半分程度はある。今さらながら、ミラーがなくなると小さくなるもんだなと思う。