オミナエシとオトコエシにハナムグリ

オミナエシ(女郎花)とオトコエシ(男郎花)は、花の色は違うものの姿かたちはよく似ている。オトコエシの方が植物体全体としては大きめで、がっちりとした印象がある。
オトコエシにコアオハナムグリオトコエシの花にコアオハナムグリがいた。天気のいい日に白い花を写そうとすると、緑がかったり黄色くなったりしてしまうので、しょうしょう曇りの日の方が向いていると思う。それでも花のディテールを残そうと思って露出を控えめにしてしまうので、ハナムグリが暗くなってしまっているのが。

オトコエシにコアオハナムグリこちらも同じコアオハナムグリ。もうちょっと色鮮やかなのがいると良かったのですが。

オミナエシにコアオハナムグリ

オミナエシにもコアオハナムグリがいた。オトコエシに比べればオミナエシの方がお馴染みの花で植物園や公園なんかでもこの時季よく咲いている。秋の七草のひとつで、七草の中ではススキについでよく見かけるような気もする。キキョウは夏の花という印象があるし、カワラナデシコは花壇の中では見るのだけど、そこらの河原ではなかなかお目にかからない。

オミナエシにマメコガネオミナエシにマメコガネ。
明るい色の花の上に暗めな虫が載っていると、どうしても虫の方が地味に見えてしまうから、花をもっと暗くすればいいのだろう。とはいえ、最初に書いたように露出をアンダーにしてしまうと暗いところは潰れてしまうので、全体が暗くなるよう団扇か何かで遮光して、明暗差を減らしてやればいいのかな。いろいろと考えないといけませんね。