ヨツメトビケラ

4月の半ば頃に野川公園の自然観察園を訪れたところ、「ほたるの里」の呼ばれる辺りに黒い蛾のような昆虫が大量に飛んだり歩いたりしていた。ムシの名前を特定するのに、ずいぶん時間がかかってしまった(忘れていた)。ヨツメトビケラ遠くから見ると、蛾の仲間のように見えたのだが…。ヨツメトビケラ

近くからの写真をよく見ると、翅は4枚あって鱗粉がなく、表面に細かな毛が生えているのが分かる。翅の表面に毛が生えている昆虫は「毛翅目」に分類され、代表はトビケラということ。

ヨツメトビケラトビケラの仲間であたっていったところ、この昆虫はヨツメトビケラ (四目飛螻蛄, Perissoneura paradoxa) または、その仲間と判断するのが良さそうである。ヨツメトビケラヨツメトビケラは、4枚の翅に1つずつ白い斑紋があるから「四つ目」ということらしいのだけど、今回見たものの翅は前後とも真っ黒だった。オスメスの違いがあるのかもしれないが、大量に発生していた中に白い紋をもつものはいなかった。なので、ヨツメトビケラと決めつけるのはあやうい気もする。
野川公園の自然観察園は、有名な国分寺崖線から野川に落ちる斜面の一部にあって湧水も豊富。きれいな水を好むといわれるトビケラも住処にしているようだった。