しょうしょう風が強くなってきた午後、近場をブラブラしていたら、クヌギの木の根元にウラナミアカシジミが避難していた。さっそくマクロレンズに交換して撮影。
意外と何処にでもいるんだねー、という印象。1週間ほど前に比べると、若干翅が痛んできているように思えるが、まだまだ元気のようだった。複眼の上というか頭までオレンジ色の毛で覆われている。
最近は、MZD14-150IIというレンズを使うことが多くなっていて、150mm端を使うと蝶ならばそこそこ大きく写るから。最短撮影距離(レンズ先端から30cm程度)まで寄れれるともっといい。
このレンズはE-M10と一緒に使うつもりだったのだけど、シャッターショックのないE-M5IIの感覚に馴染んでくるにつれて、E-M10の出番が減ってしまった。
E-M1+MZD40-150PROを持ち出すときにはE-M5IIにMZD60mmマクロを着けて2台持ちすることが多いのだけど、近場をブラブラするようなときは、E-M5IIにMZD14-150IIを着け、MZD60mmを小さなバッグに入れて歩くパターンが増えてきた。こういうジッとしているようなムシが相手なら、マクロレンズに付け替えて近寄って使う。
ウラナミアカシジミを見た後、ヒオドシチョウはおらんかねと思って森の方に来てみると、コナラの低いところでアカシジミがやはり風よけしていた。この場所ではカブトムシやクワガタは見ても、アカシジミを見るのは初めてのことだった。
翅を閉じたところを写していたら、風に煽られてちょっと開いてくれた。当初の意図とは違うものの、翅の表側がより鮮やかなオレンジ色なのが見える。