ヨコヅナサシガメの成虫化

桜の幹にヨコヅナサシガメの終齢幼虫が集まっているなと思っていたら、徐々に成虫になり始めていた。

ヨコヅナサシガメ
ヨコヅナサシガメ,2015/4/28, 武蔵野市

脱皮したばかりで、まだ赤いヨコヅナサシガメの成虫。翅もうっすらと赤味がかっていた。

ヨコヅナサシガメこちらは脱皮してしばらく経過した成虫(中央)と終齢幼虫。けっこう大きさが違う。ボスキャラと子分、マザーと従者といった感じがする。

ヨコヅナサシガメ脱皮し始めたと思しき終齢幼虫。前胸部の外皮が裂けて真っ赤な新しい皮膚が現れている。腹部の外皮もなんとな浮き上がっているように見える。きつい外皮を脱ぎ捨てるとひとまわり大きくなって真っ赤な成虫となるのだろう。

玉川上水沿いの遊歩道の桜の、高さ1.5m程度のところにいた集団を撮影したのだけど、30頭ほどが折り重なるようにウジャウジャしていた。こいつらに気づかずに、この木の下に腰を下ろして一休みすることを想像すると、かなりとゾッとする。