今年の東京は4月8日に雪が降り、その後は日照不足気味に推移したが下旬になってグッと気温があがり夏日が続いている。そのせいか知らないが、定番のムシが一気に現れたりして、いろいろと見逃しているかもしれない。
この近所で羽化したのだろうか、春らしいあっさりした小さ目のナミアゲハが翅を休めていた(2015/4/18)。
うかつに接近すると飛び去ってしまうので、こういうときは望遠レンズを使うのが正解だろう。
ナミアゲハよりちょっと遅れて登場した春のクロアゲハ(2015/4/27)。小さ目で若干青色がかっているが、オレンジ色の斑紋はあまり目立たない。これも羽化して間もなかったのか、頼りなげにひらひらと飛んで笹の葉で日光浴。不思議と毎年このあたりの葉っぱにとまっているのを目にする。食草も見当たらないのだけど。
元気のいい個体は決まったコースを高速で見回り中のようで、なかなか翅を休めてくれず撮影できない。蝶を待ち受けるような花があまり咲いてないのでしょうがないのだけど。
どうやら、早くも産卵中と思われるキアゲハ(2015/4/18)。落ち着きなくセリ科の植物を飛び回っていた。さんざん写したのにあまりアタリがとれず、残念。
落ち着きがないので、飛んでるところも撮ってみた。蝶の飛んでるところを写すと、普段目にする姿に比べて翅がたわんでいるというか、歪んでいるというか、そういう感じになることが多いですね。