先日、小さな昆虫を探して歩いていたら視界を青い影が横切ったので、カワセミでも来たのかなと思って見上げると、オオルリがアオキの花の上の枝でたたずんでいた。
オオルリは冬の間は暖かい南の国で過ごし、この季節になると徐々に東京近郊にもやってきて、気に入った場所で繁殖するようである。この場所では、寒い季節にはジョウビタキやルリビタキ、これからの季節にはキビタキは見かけるのだけれど、オオルリを見るのは初めてだったので少々驚いた。もう少し季節が進むと、もうちょっと山の方に行ってしまうと思うのだけど。
この日はE-M1にMZD40-150PRO+MC-14のセットをぶら下げて虫を探していたので、こういうときにも対応できて助かりだった。たいていの場合、レンズ交換してると行っちゃうので。
そんなに明るい場所でもなかったので、絞りを開放のf/4にしてもISOは800前後だったから、MZD75-300IIではちょっと厳しかったかもしれない。
案外とじっとしていたので、動画もしばらく撮ってはみたが、じっとしているだけで、なおかつ囀りもなし。やがて音もなく森の奥へ飛んでいきました。