ナナフシモドキ

玉川上水の柵の上で、ナナフシモドキ(Baculum irregulariterdentatum)の幼虫をよく見るようになった。ほぼ毎日、複数のナナフシモドキがヨタヨタと歩いている。
ナナフシモドキ雨の日の朝、雨宿り中の個体を撮影。体長30mm程度で前脚も同程度の長さ。天気が良い日はだいたいは歩いているので、なかなかしっかり写せない。ナナフシモドキは、ほぼこのままの姿で成虫になるのだが、成長にしたがって六本の脚も触角も伸びていく。

ナナフシモドキ2014年の7月に見たナナフシモドキの成虫。体長80mm程度で前脚も同じくらい長い。触角は前に伸ばした前脚の間に見えており20mm程度だった。イヌシデの木に止まっていたのだけど、特に効果的な擬態とも思えなかったが、その大きさ、唐突さに驚いた。

ナナフシモドキこちらはまだ体長20mm程度の個体。
「頸山のお化け鳥居」にされてしまったヒト、という感じ(諸星大二郎氏のマンガ、「栞と紙魚子と青い馬」を参照)。そういえば、このシリーズでは玉川上水やその周辺がよく登場していた。

ナナフシモドキお化け鳥居に化けたナナフシモドキを横から。

E-M5IIになってFHD 60pで撮影できるようになったので、普通に撮るのに一段落したときとか、相手の動きが止まらないときとかにRECボタンを押してそのまま動画を写すことが多くなった。こういう細くて小さて動く被写体を、すぐ近く(レンズ端から15cmくらい)で写していると、なかなかピントが厳しくなる。ビデオもMFで撮る練習をしないと。
掲載している動画はオリンパスビューワー3でmp4に変換し、その後Windowsムービーメーカーでキャプションを入れて作り直しているので、かなり画質が低下している。それにしても、ムービーメーカーを使うPCによって、出来上がりの色や明るさが大きくり変わってしまうのって、なんなんだろう。