朝から季節外れのミゾレが降り、とても寒い東京地方なのだけど、ちょっと前の天気の良い日に見た、ハエトリグモの一種ネコハエトリの♀の写真を載せることにした。
玉川上水沿いの柵にはいろいろな昆虫が出てくるのだけど、この時季にもっとも目にするのはハエです。なんだろう何かいるなと思って目を凝らすと大抵はハエ。そのせいか、ハエトリグモもよく見つかる。ただ、晴れた日以外は表に出てこないようである。

ネコハエトリはピョンピョン飛ぶように移動するのだけれど、フードを着けたマクロレンズを着けてファインダーで拡大された絵を見ながら接近していくと、瞬間移動するのか不意に消えてしまうことがある。カメラを顔から離して見てみると、フードの中にいたりする。

この個体は何か獲物を咥えていて1分間ほどこの位置にいてくれた。拡大して見てみると、ハエではなく小さい蜘蛛を咥えているようにも見える。ハエを捕まえてるところも見てみたいもんです。