今年(2019年)の2月に見た早春の花をいくつか。
セツブンソウ
東京地方では、今年の1月はほとんど雨が降らなかった。そのせいか、今年のセツブンソウの開花は遅かったように思う。咲いていてもあまり元気がなかったような。
ニオイカントウ
ニオイカントウも同様で、例年ならば1月からぽつぽつと見ることができたのだけど、今年は2月の半ばをすぎないと花を見つけることができなかった。
その上あまり見つけられず、同じ株の花を縦横で写せたのみだった。
フクジュソウ
フクジュソウも遅かったように思う。ただ、開花後は気温が上がる日も多くなって、あっという間に終わってしまったような印象。
ここまでの、セツブンソウ、ニオイカントウ、フクジュソウの写真は、OM-D E-M1mkIIにMZD300mm F4.0 + MC-14で撮影した。多くの場合花の近くまで近寄れないから、こういうレンズがないと困るだろうと思うのだけど、花の近くで写すために柵を乗り越えて新芽を踏み荒らしながら立ち入って撮影している年寄りがけっこう多くて困りものである。
フクジュソウを近くから
この3枚は、MZD12-40PROの広角側(12mmと17mm)ですぐ近くから撮影。上の 2枚は絞り開放で3枚目はf/8を使った。
カメラの背面液晶を引き出し花の高さまで下ろして撮影したが、こういうときはMZD12-40PROが小さくて扱いやすい。EVFを覗けないので背面液晶をタッチしてAFエリアを決め、カメラ任せでピント合わせした。
Olympus Workspace
2月からオリンパス社の新しいソフトウェアである、Olympus Workspace を使い始めた。今まで Olympus Viewer 3を使っていたので戸惑うことなく乗り換えられた。編集対象画像を表示するモニタとナビゲーションや操作用のモニタを別にできるので、マルチモニタ環境がより活かせるようになったし、編集操作時の表示更新もずいぶん早くなって助かってます。
今回載せたフクジュソウの写真は、おのおのの花の色があまり変わらないよう、RAW現像時にホワイトバランスを調整するなどしてあります。撮影時はAWB(Auto White Balance)にしているので、背景や光の加減でホワイトバランスはけっこう変わっており、結果を並べてみると花の色がばらついていたりする。もっとも、撮影時の印象では忠実な(?)再現色として納得しているのだけど、ブログに並べるにあたって色合いを揃えてみようとしたら簡単にできた。