至近距離でカモを連写する

公園の池でマガモのご夫婦が仲良く水面をチュパチュパしていたので、E-M1のC-AF(Continuous AF)でもってバシャバシャ連写してみた。連写モードはL(低速)で秒6コマに設定、レンズはMZD40-150PRO + MC-14で、すべて望遠端(210mm)で撮影。

マガモ水面に浮かんだエサでも飲み込んでいるのだろうか。見た感じ大したものは浮いていないのだけど。

マガモ足元まで来たので連写してみる。C-AFのターゲット設定は、ふだん使っているS-AFのときと同様に中央1点のみにした。シャッターボタンを半押しにし、カメラを振ってカモの頭を追いかけ、ピントが合ったことを表す緑マークがついたところで完全に押し込む。
E-M1の連写L設定では、カメラがシャッターを落とす時点でAF動作を行ってくれる(AF追従する)ことになっているので、相手が動いたりレンズの向きが少々変わっても、中央にピントが合ってくれるはず。

マガモ

 

あまり動かないターゲットなので、よく追従してくれる。だいたい、1秒間連写したうちの3枚。カモの目つきが怖いのである。

マガモC-AFを使うと思わぬところにピントが合っていたりするので、普段はあまり使わない。飛び立つ鳥や昆虫を写すときはS-AF(Single AF)でピントを合わせておいて連写H(ピント位置は固定)を使うことが多い。ファインダーで動くものを追い切れないから、というのがその理由。

マガモ反転したのでまた連写。後ろ頭の毛並というか羽毛がきれいですね。前からメスのクチバシが近づいてくる。

マガモ

マガモ今回こういうことをやってみようと思ったのは、2015年の2月下旬にリリースが予定されているE-M1のファームウェア改修(アップデート)で、C-AFのAF追従連写速度が秒9コマまで向上するって読んだからなのだけど、今までの5割増しで画像ファイルが増えると思うと、ちょっと悩みます。使い手次第なんでしょうけど。