(非公開に変更)。
アズチグモ(安土蜘蛛)は、カニグモ科に属する8mmくらいの白い蜘蛛。蜘蛛の体長には脚の長さを含まないので、実際にはもうちょっと大きく見える。花の上によくいて、吸蜜に集まる昆虫を待ち受けているようである。
2014年の8月ころに遊歩道を歩いていたら、ヨメナの花にジガバチがぶら下がっているのが見えた。近寄ってみると、ジガバチの頭を抱える蜘蛛の足が見えた。
裏から見るとご覧のとおりで、しっかり抱え込まれていた。自分の体長よりも大きな獲物を捕らえて、今夜はごちそうよ、といったところか。
いずれも、E-M1にMZD60mm F2.8を装着して自然光で撮影。
ちょっと遠くからみたときは、コスモスの花の上に消しゴムでも置いてあるのかな、と思った。これだけ目立つと鳥に襲われたりしそうなもの。
近寄ってみると、三角形のメガネというかマスクのような模様がおもしろい。8月の間はあちらこちらで目にしてが、その後はパッタリ姿を見なくなった。