お昼過ぎに武蔵野市の公園を歩いていたところ、カエデの幹で動くものを発見したので近寄って撮影。その時点ではカミキリの仲間なのかな、と思っていた。しかしながら写真を見ると、背は羽で覆われていることから、カメムシっぽいなと思って調べてみた。
「オオモンシロナガカメムシ」という名前は、「大きな紋」があるシロナガカメムシではなくて、白い紋のあるナガカメムシとしては大きいやつ、ということなのだろう。「モンシロナガカメムシ」という別種もいる。だが、「モンシロチョウ」が紋のあるシロチョウであることを思うと、ちょっと釈然としない。
黒くて長くて精悍な顔?をしている。おそらく枯葉の中で越冬中の個体が、午後の日差しに誘われて顔を出してみましたってとこなのだろう。よく来る雑木林なのに、夏には見たことがなかった。今年の夏は落ち葉を漁ってみることにする。