東京地方では、春分の日までの三連休は好天に恵まれ気温も上昇した。3日間とも、OM-D E-M1mkIIにMZD40-150PRO + MC-14という花や昆虫の撮影には最適かつ最強(?)の道具を担いで公園を徘徊していた。
すっかり薹(とう)が立ったフキの花にシマハナアブの♀がいたので撮影。今年の早春は寒いのだか暖かいのだかはっきりしない気候が続き、咲いているはずの花がまだだったり、すっかり終わっていたりして、空振りも多かった。
過去の写真を探してみると、3月の下旬になってフキの花を写すことはなかったようだから、この植物に関しては花期がちょっと遅めだったのかもしれない。
E-M1mkIIの特長の一つに高速な連写機能があるから、花に接近するアブなんかを秒60コマで数秒間連写して、10fpsくらいのタイムラプス動画にしてみたいなと思っているのだけど、なかなか都合のよいアブに遭遇しない。ヒトはすっかり春の盛期になった気分なのだけど、昆虫にとってはまだまだ朝晩の冷え込みは厳しいだろう。ヒトのようにジャケットを着たり脱いだりできるわけではないから。
しょうしょう緑色が薄めになってしまったので、Vivid仕上げにしてみたが、背景に地面の落葉が入ると妙に赤くなってしまうのがなんとも。ただ、blogにアップする植物の写真はVivid仕上げにしていることが多い。