桜の並木の下を歩いていたら、遊歩道に植えられているドウダンツツジの新芽に、コマルハナバチの女王がしがみ付いていた。
コマルハナバチは、色は黒いもののミツバチの仲間で花や果樹の授粉に活躍しているとか。女王蜂は単独で冬を越して、東京では桜が咲くころに姿を見せ始める。冬の間はどこか暖かいところでのんびりしているのか、あるいは枯葉の間で寝ているのか。
この個体は、おそらく桜の花の蜜を吸ったり花粉を集めたりしていたのだと思う。まだ寝ぼけているのか下に落ちてきて、ドウダンツツジに必死につかまっていた。
電子シャッターを使って1/40秒くらいで切れているが、あまり動きは早くないものの、中腰で撮影したので全般にしょうしょうブレ気味になってしまったのが残念。