春にだけ現れるかわいいアブの仲間。
先日はスジグロシロチョウが吸蜜していたフデリンドウに、ビロウドツリアブが訪れていて、ちょっと色の違う2頭が競うように花を巡っていた。
フデリンドウは探してみると意外なところに咲いていたりするのだけど、去年見た花が今年は見つからなかったりして、人目につくところからは減ってきているように思う。
こちらはちょっと黒っぽい方。ホバリングではなくて、花びらの上にとまっているから翅の模様もよく分かる。
ちょっと赤味が強い方は、翅をバタバタさせたまま吸蜜している。
今回載せたものは、いずれもE-M5IIにMZD60mmマクロで撮影。最初のうちはE-M1に着けたMZD40-150PRO + MC-14を使っていたのだけど、虻も花に夢中のようだったので、E-M5IIに持ち替えて接近して写すことにした。S-AFで連写したのだけど、あまり動くものでもないので、露出を変えながら1枚ずつ写した方がよかったかな、とあとで思った。
ヘビイチゴの花でも吸蜜。天気のよい日にはいろいろな花で見ることができる。
長く伸ばした口吻の先をよく見ると、二つに割れている。長い口吻もふだんは花に突っ込まれているので、先が割れている(あるいは、開くことができる)のは初めて見た。また、拡大してみると右前脚を使ってオシベをなでているようにも見える。何をしてるんでしょうか。