初春の花

立春ということで、1月下旬に見た花樹などをいくつか。

ロウバイ

ソシンロウバイロウバイとソシンロウバイ。公園なんかにあるロウバイ(蠟梅)というと、いちどきにたくさん花を付けて賑やかなせいか、2枚目に載せたソシンロウバイの方が多いように思うが、単に「ロウバイ」というと、1枚目の中央部の周囲が赤くなっている花をさす。

この冬は、12月の20日頃にはすでに花が咲いていて、正月も暖かだったものだから、1月半ばにはもう終了かしらと思っていた。しかしながら正月過ぎからの寒さのせいか、1月下旬になって、数は少ないものの形のよい花がついたような気がする。

ウメ気候の影響を受けやすいのはウメも同様で、やはり12月には花を見ていたのだけど、その後なかなか開花が進まず、ちょうど立春の今どきにいい具合になっている。

ウメ公園には梅がつきものなので、蛾の探索の行き帰りなんかにポツポツと撮影してはみているが、毎度毎度同じようなのばかりで、センスの無さにあきれるばかりではあります。ウメ紅梅もきれいなんだけど、傷みが目立っていまいちかな。
マンサク

マンサク黄色と赤のマンサクの木に、それぞれ一輪だけ咲き始めた花があった。一週間前に写したものなので、今ころはもうちょっとモジャモジャしているでしょう。

フクジュソウ井の頭公園に咲いていたフクジュソウ。
ここの花はちょっと早咲きと思う。咲き始めのうちは、暗くなると花を閉じてしまうのだろう朝早くに見に行っても草や枯葉に埋もれて、どこに花があるのか分からなかった。これは午後2時近い時刻に見たもので、太陽の方を向いて日光を集めていた。花粉を運んでくれる虫は見つからなかったが。