ウスバフユシャクやその仲間に比べると、ちょっと大きめで貫禄のあるエダシャク亜科に属するフユシャクを2種。1月の終わりころから目にするようになってきた。
日曜日に玉川上水沿いをブラブラしていたら、ヒロバフユエダシャクが目にとまった。こうして翅を広げた状態での幅が35mm強といったところでよく目立っていた。
こちらは♀で、上の♂とはちょっと離れたところにいた。小さくなった翅が4枚ともはっきり残っているのが特徴的で、体長12mm弱といったところだが幅もある。
朝の通勤時に近所で発見した♀。RCフラッシュでもって横から光を当ててみました。去年もそうだったのだけど、この蛾は♀の方がよく見つかるように思える。
コナラやクヌギの森でも見るのだけど、どちらかといえば桜の木の近所の方がよく見つかるようで、桜が並木状に植えられている玉川上水沿いでよく遭遇する。
シモフリトゲエダシャクという名前には「フユ」が含まれていないのだけど、これもフユシャクの仲間。残念ながらまだ♀を見ていない。
ヒロバフユエダシャクよりも翅が大きくて長さが25mm程度だったように思う。クヌギの森の周辺部の木杭にとまっていた。
上の写真と同じ日に、クヌギの森の落ち葉の上にいたのを撮影。くし状の触角が立派。「シモフリ」という名前は、この翅の模様からきているのかな。