チャバネセセリや他のセセリチョウ

チャバネセセリは公園や花壇によくいるセセリチョウの一種。ハギの花にとまっていた。
チャバネセセリセセリチョウは小さめの蝶で、チョコマコ飛び回る。だいたいは焦げ茶色や茶色なので、近づいてよく見ない「ナニ」セセリなのかよく分からないことが多い。

9月の半ばのある日、チャバネセセリやその仲間を見つけてみようと思って、セセリチョウが目に入るたびに判別可能な距離まで近寄ったり、望遠レンズで拡大したりしつつ歩いてみた。まだ暑いくらいの日が続いていたときでセセリチョウは山ほどいた。おおざっぱに分類してみると、イチモンジセセリを100とすれば、チャバネセセリが2、コチャバネセセリが1といった遭遇頻度。チャバネセセリって意外と少ないのね、と実感した。

チャバネセセリチャバネセセリの後翅の表側は、ほとんど無地に見える。
先の観察時はイチモンジセセリが多い時季だったのかもしれない。ここのところ涼しくなってきてセセリチョウ自体を見る回数も減ってきて、すこしばかりチャバネ遭遇率が高くなったように感じる。

コチャバネセセリオマケになるが、こちらはムラサキツメクサで吸蜜中のコチャバネセセリ。イチモンジセセリやチャバネセセリよりは特徴があるので、ちょっと離れていてもすぐに分かる。

イチモンジセセリニラの花にいたイチモンジセセリ。後翅裏側(見えている側)の一列に並んだ斑紋が特徴。この斑紋が大きくて数が多かったり、つながっていたり、乱雑に並んだりしているセセリチョウも探したのだが見つからず。
ダイミョウセセリ時季外れだが、5月に見たダイミョウセセリ。セセリチョウらしく翅を閉じていたので、一瞬なんの蝶だか分からず。