アオメアブ

金曜日から週末の間だけ天気が持ち直していた東京地方だが、夜半から大雨になり次の台風到来も予想されている。台風が過ぎたころにはヒガンバナの花も見ごろを迎えているに違いない。
アオメアブちょっとだけ夏が戻ったときに見たアオメアブ(青目虻,  Cophinopoda chinensis)。体長30mm程度で大型。ムシヒキアブの仲間である。
見る角度によって複眼の一部が緑色に見えるので、この名前がついたのだと思う。もう一つの特徴は脚のスネにあたる部分がオレンジ色あるいは黄色いこと。575調にいうと、目はみどり脛はきいろいアオメアブ、ということになる。

アオメアブ同じ個体を横から見たところ。草花の上にとまって、獲物になりそうな昆虫が現れるのを待ち受けているのか、結構近くまでレンズを寄せても微動だにしなかった。

アオメアブマメコガネを捕らえて体液を吸っている。小さなハナムグリ類の装甲など何の問題もないのだろう。