この時季ツル性の植物が繁茂していているのだけど、その中からちょっと珍しそうなもの。
コバノカモメヅルというツル性の植物。夏に暗赤色の小さな星型の花を付ける。ガガイモ科カモメヅル属の多年草なのだけど、アサギマダラという蝶が卵を産み付けることでも知られている。
ツル性であるため、花はけっこう高いところに咲いていることが多い。ちょうど目線の上にまとまっていたので、マクロレンズを使って近寄って撮影。
前に載せた、アオキの花によく似た色あい。
こちちは、ガガイモ科ガガイモ属のガガイモ(と思います)。カラスウリの大きな葉の間から花が顔を出していた。wikipediaによると、種子がケサランパサランではないの?という説もあり、実を割って作った船に神様も乗っていたそうなので、しばらく注目しておきたいところ。玉川上水沿いの遊歩道もそうだが、都立の公園では去年のデング熱騒動によるものか、雑草刈りが頻繁に行われており、こういった植物もすぐに見かけなくなってしまうことが多い。いつもカメラを持ち歩かないと。