カイツブリの親子

雛をオンブしたカイツブリが、あまり風もない池の水面をユラユラ漂っていた。
カイツブリ以前から気にしていたカイツブリの巣を見るとお留守だったのだけど、周りを見回すと親鳥が遊弋中だった。望遠レンズで見てみると、雛をオンブしているのが見えた。

カイツブリ暑さのせいか、雛はぐったりの模様。もうちょっとスイスイ泳いで風でも当ててやればいいのになぁと思ったが、親鳥にしてもこの暑さはたまらないだろう。

カイツブリたまーに首を振るくらいで、雛に元気がないのが気になった。

久しぶりにMZD75-300mmIIを持って行って E-M5IIで使った。すべて300mm端で手持ちで撮影。
E-M5IIのアクセサリであるHLD-8Gというグリップ(通称横グリップ)は、ちょっとシャッターボタンが深く感じる。ピント合わせのための半押しまでは軽く入るのだけど、そこから撮影のための全押しに至るまでが少し深く重く感じることがある。E-M1とM5IIを交互に使っていると、M1のシャッターボタンがとても軽くて敏感に反応するため、半押しのつもりでシャッター切ってしまうこともある。
よく使っているMZD60mmマクロなんかではレンズも軽いせいか、シャッターを押しこむときカメラがわずかに傾きそうになってしまう。E-M5IIにはこういう回転ブレを防ぐ機構も付いているのだが、EVFに映し出される撮影確認画像の傾きを見て、あれ?と思うこともある。
ところが、MZD75-300IIを付けると横グリップとのバランスが絶妙な感じでしっくり来るのである。左手にカメラとレンズの重みを感じながら、右手でジワーッとシャッターボタンを押しこむような操作感になり、とても安定した感覚。
軽いレンズを使うときは、右手一本でホールドしてシャッター操作する癖がついてしまい、それがよくないのかもしれない。いっそ横グリを外して使うことも考えてみるか。

カイツブリこちらは別の親子だが、巣に乗ってノンビリしていた。ボートは近づいてこれないところだから、ここなら安心といったところなのかな。