東京近郊では、ここのところアカボシゴマダラばかり目にするようになったものの、たまにゴマダラチョウにもお目にかかる。
5月の初めに見たゴマダラチョウの春型。翅裏に白い部分が目立つ。
まだ羽化して間がなかったのか、翅を閉じたり拡げたりをゆっくりと繰り返していた。若干青みがかっていて、翅の表側を目にした瞬間は、別の蝶に見えた。
こちらはつい最近、アカボシが来ていたコナラにきていた夏型の個体。翅裏の模様、特に縁のあたりの色が濃い。黒というより焦げ茶色を濃くしたような色あいだった。
そばにアカボシゴマダラも来ていたのだけど、呉越同舟的な写真は撮れなかった。まあ、敵同士というわけではないのですが。
アカボシと同様にスズメバチに追い払われてぽつんと佇む。樹皮を歩いて移動するときには翅を開閉するのだけど、速くて開いたところは撮影できず。フラッシュありの連写は無理でしょう。