深大寺を散歩したときの写真など。
今回掲載した写真は、すべてOM-D E-M10で撮影。
11月の本堂。紅葉にはちょっと早い時季だったのでちょっと色が薄かった。
本堂の脇を上ると元三大師堂があり、その境内の片隅に石仏が並んでいた。これらの石仏が鎮座している場所は、以前訪れたときと変わっているような気がする。なお、ここからの写真は9月に撮影したもの。
上の写真の右から二番目が角大師像。角大師は、良源という平安時代の僧が悪と戦うために変身した姿ということで、ちょっと宇宙人っぽい。厄除け界の大御所とも言うべき良源は、天台宗中興の祖、元三大師(がんざんだいし)と呼ばれ、深大寺の元三大師堂には像が安置されているとのこと。
こちらは山門横の小さな滝(?)と、滝を守る不動明王三尊像。中央が不動明王、向かって左側がコンガラ童子、右側がセイタカ童子。
山門から東に進んだところにある不動堂の奥にある不動の滝。二頭の竜の口から湧水が流れ落ちている。昔はここで滝行も行われたのだろう。
不動の滝の後ろにも、不動明王三尊が安置されている。そして、もう一体の不動明王が単独で置かれている。
こちらは、山門から少し西に行った、深沙堂の後背地に立つ不動明王。動物霊園の崖下にあたり、湧水で湿地状になった場所に立っている。この不動明王も場所がら出水時に倒れたり流されたりするせいか、場所が変わっていることがあった。
深大寺の不動明王は、湧水を守るシンボルなのかもしれません。