近所の公園にピンク色の小さな蛾がいたので撮影。
メド・セージと呼ばれる青いサルビア(サルビアガラニチカ) にピンク色の前翅長10mmほどの小さな蛾がとまっていた。
おそらくPyrausta inornatalis だろう。Pyrausta はツトガ科ノメイガ亜科を表す分類名。正式な和名は不明だが、アメリカピンクノメイガと呼ばれているらしい。触覚や目玉、全体の雰囲気からしてもノメイガの仲間だろう。
ヘビかドラゴンの口の中にいるような図。つい最近、ご近所のお庭の花壇でも出たと聞いていたので、wikipediaに食草と書いてあったサルビアの花を意識的に見るようにはしていたが、案外すぐに見つかったので逆に驚いた。
風で花が揺れて撮りづらかったので、ちょっと揺すってなにかの葉に降りてもらったところ。
やはりwikipediaによれば、アメリカ合衆国やメキシコに生息していることになっているが、いつの間にか東京都内にも渡来して生息しているようである。なにかの園芸植物にでも着いてきたのか?
小さなノメイガの常として、ちょっと接近し過ぎたり揺すったりすると近傍の葉の裏側にとまってしまうのだが、このときはピンク色の花にとまってくれた。花の明るさに負けてますが。
追記
幼虫の写真も撮影できたので、次の投稿に載せました。