フジバカマにツマグロヒョウモン

フジバカマ(藤袴, Eupatorium japonicum)は秋の七草のひとつで、東京近郊の植物園や自然観察園では今が見ごろ。
フジバカマちょっと離れてみると、こんな具合で筒状の花がたくさんついて平面状になっており、筒の中から蕊がヒゲのように伸びてモヤモヤした感じに見える。

フジバカマ花を上から見るとこんな感じ。蕾はピンクあるいは淡い紫色だが、開くと白くなる。毎年何枚も写しているのだけど、なかなか特徴を捉えられないのが残念。

フジバカマにツマグロヒョウモン ♀ツマグロヒョウモンの♀が吸蜜中。日が陰っていたので花のモヤモヤ感は見えるのだけど、蝶の色も地味になってしまった。
フジバカマにツマグロヒョウモン ♂ こちらは開きかけの花の上に載った♂の個体。秋になると、翅の裏も表も赤味が強くなってくる。至近距離から焦点距離210mmで撮影。フジバカマにツマグロヒョウモン ♂同じ個体が少し向きを変えてくれた。レンズに対して横斜め上からの光で翅裏もオレンジ色になった。