オオウラギンスジヒョウモンもミドリヒョウモンと同じように、初夏に羽化するが夏の間は避暑のために身を隠していて、秋分の日の前後に姿を現す。真夏はどこに隠れているのかが気になってしまう。
センニンソウの花にとまったメス。センニンソウは9月の初旬ころから玉川上水沿いなどワンサカ咲いているのだが、なかなか蝶がとまるところを目にしない。このときも通勤時に通りすぎようとしたら、ヒラヒラとやってきたので慌てて撮影した。
上のと同じ個体。メスの特徴として、前翅の頂点付近に白い紋様があるのでそれと知れる。
こちらは蝶に人気のアザミにとまったところ。上の2枚とは別個体で、やはりメスだろう。先日のミドリヒョウモンと比べると、翅の傷みが少ないように見えるが、羽化したのはやはり初夏なのだろう。
野生のスミレ類に産卵するようなので、川岸のちょっとした藪や、公園の下生えなんかに舞い降りる姿を見た。ツマグロヒョウモンのようにビオラやパンジーもオーケーになったら、ばんばん増えるんだろうけど。