MZD14-150IIを使ってみた

今朝はOM-D E-M10にMZD14-150IIを着けて駅までの道すがら、花だの虫だの鳥だのを写したみた。

フロックス(150mm)
宿根フロックス,150mm,f/8,1/250,ISO320,自然光

庭の宿根フロックスを150mm端で。未明に目が覚めるほどの雨音がしていたが、外にでてみると想像以上に暖かくなっており、花びらの雨滴はあまり残っていなかった。だいたい70cm(レンズの先から50cm)くらいの距離から撮影したが、150mmで絞りf/8の場合の被写界深度は5mm程度になるので、蕊に合わせると花びらのヒダが深度内に収まる程度だろうか。

ウメ(150mm)
ウメ,150mm,f/8,1/320,ISO200

続いて頭上3mほどの梅の花をやはり150mm端で。右側の花にAF枠を合わせてシャッターボタンを半押し、ピントリングを回して雄蕊の先にピントを合わせてから撮影。軽いレンズなので左手に大した負担もなく、E-M10の劣った?手ブレ補正でも十分に感じた。

ハト(135mm)
ハト,135mm,f/5.6,1/250,ISO200

枝にハトがとまっていたので撮影。梅と同様にS-AF後にMFでピントを合わせてからシャッターを押したが、若干ずれてしまった。おそらく、身体が後ろに傾いてしまったみたい。

ヨコヅナサシガメ(150mm)
ヨコヅナサシガメ、150mm, f/8, 1/250, ISO320,自然光

都合のよいことに、幼齢のヨコヅナサシガメが歩いていた。春の陽気に誘われてでてきたのだろう。ほぼ最短撮影距離、最大撮影倍率(0.22倍)。体長15mm程度の虫なので、マクロ以外のレンズでここまで写れば悪くないんじゃないかと思う。日差しのあるところとはいえ、相手も歩いているので1/250くらいではシャッターを切りたかった。

クロテンフユシャク(150mm)
クロテンフユシャク、150mm,f/11,1/80, ISO200,内蔵フラッシュ

もう一つ都合のよいことに、クロテンフユシャクの♂がヒノキの幹にとまっていた。こちらはジッとしていてくれるので最短撮影距離を意識しつつ、E-M10の内蔵フラッシュを使って撮影。フードを外しておけば150mm端までビヨ~ンと伸ばした状態でレンズの影は写りこまない。フードを付けたままだと影がでる。それと、フードを外すのにやはり少々難儀したので、普段は外しておくことにする。
この場所では手前に枝葉が伸びていたので、左手で障害物を押さえつつ、右手のみで撮影した。つまり、カメラのAF任せで撮ったのだけど結果は悪くないと思う。

きょうのところ、けっこう寄れて大きく写せるし望遠側は使えそう、蝶がでてくるのが楽しみという感想。広角側はまたそのうち。