ニオイカントウが開花

やはり神代植物園のニオイカントウの花が開いていた。ニオイカントウ(匂款冬, Petasites fragrans, Winter Heliotrope)はフキ(Petasites)の仲間。葉っぱはツワブキの葉に似ている。
ニオイカントウ神代植物園のニオイカントウの花は、芝生広場の外れにある花壇で毎年3月半ば過ぎまで見ることができるのだけど、今回は咲き始めたばかりということで、花壇の中央部にチョロチョロ、縁のところに1つ2つという具合。
花壇の中に立ち入ると、これから咲こうとする芽を踏み潰してしまうことになるから、MZD75-300mmの300mm端で撮影した。

ニオイカントウこちらも300mm端で。
こうして立ち上がったところは、フキの花に似ていなくもない、という気がするのだけど、Petasitesという言葉を検索するとでてくる、西洋フキには、ほんとによく似ていると思う。

ニオイカントウ

 

花壇の縁にしゃがみ込んで撮影していたら、園内案内のボランティアの方が、ここにもありますよ~とすぐそばにある花を教えてくれた。まずは、サッカー選手が芝生にキスするような姿勢でバニラのような、バラのような香りを確認する。花の地上高は10cmもないので、カメラを地面に置き背面液晶をティルトさせて、MZD12-40PROの広角側を使って撮影。

ニオイカントウ花が開いて香りが漂いだすのはこれからでしょうね。次回訪れるときは、この花のためにMZD40-150PROも用意しておこうかな。

ニオイカントウこれは去年の3月にZD50mm F2.0で撮影したもの。すでに手放してしまったが、じっくり撮るにはいいレンズだった。