ウスバフユシャク (蛾)

東京近郊ではウスバフユシャクが時季のようで、朝の公園でオスの個体を目にすることが多くなった。照明灯の近辺や夜明るい人工物の壁などにとまっていることが多いようである。
ウスバフユシャク公衆トイレの壁にとまっていた。MZD60mm F2.8を着けたE-M10の内蔵フラッシュを発光させて撮影。周りからは何してるんだ? と思われているんだろう。

ウスバフユシャク ♀おそらく、ウスバフユシャクのメス。照明灯の基部や自動販売機の周辺など、夜明るそうな場所を見ながら歩いていると、白っぽいものが目に留まる。うずくまってよく見るとフユシャクのメスだったり、鳥の糞だったり。

ウスバフユシャクこちらもトイレの壁。
フラッシュを使うと撮る角度や明るさによって翅の色がさまざまに変わって見える。鱗粉の反射が大きいと銀色がかって見えるし、背景が白いと発光量が抑制されるのか、暗く黒く写ってしまう。周辺光量があるときは、参考用にフラッシュ無しでも撮影しておき、後で調整するようにした。

ウスバフユシャクこれもトイレの壁。
そろそろ日没時刻の公園にも出没してみようかと思うが、寒い上に不審尋問されてもちょっと困るなー、とか思ってます。